子宮筋腫を開腹により全摘した話

子宮筋腫を開腹手術で全摘出するに至ったその過程を追っていきます

入院1日目~ 入院手続き、手術前準備

2019年」4月25日。

ついに入院しました! ここにいたるまでさんざんくよくよしたけど、もうこの日を迎えてしまったからには後には退けませんからねー。腹も据わろうというもの。

部屋は希望通り、自己負担料金なしの大部屋♪

 

入退院窓口でいろいろな書類を提出して大荷物を持って病棟へ。

設備の使い方などを一通り教えてもらったらもう昼食の時間です。おなかすいた~とばかりに食べ始めたけれど、量が足りない。私ってそんなに大食いなのかしら。

 

空腹を抱えていると、麻酔科から呼び出しがありました。行ってみると、白髪交じりで角刈りの、職人みたいないかつい風貌の麻酔医が机の前に座っていました。私は向かいの丸椅子に腰掛けながら、取り調べを受けるような気分になりました。

取り調べは、私の普段の生活の質問から始まり、麻酔の説明を受けます。今回施される麻酔は全身麻酔に加え、術後の痛みを和らげるための硬膜外麻酔だそうです。

職人「手術経験は?」

私「虫垂炎帝王切開です」

職人「アレルギーは?」

私「花粉症があります」

職人「食べ物は?」

私「なんでも好きです!」

職人「アレルギーだよ?」

私「あっ・・・恥」

職人「タバコは?」

私「吸ったことありません」

職人「お酒は」

私「好きです♡」

 

最後の、お酒が好きといったとき、いかつい顔が一瞬にやりとしたのを見逃さなかったですよ。アンタも好きな方ね、相当。

 

あとで調べて分かったんだけど、このおじさんは麻酔科の一番偉い人でした。職人扱いして悪かったわね~。

 

そんな楽しい尋問を終えて病室に戻ると、ひたすら暇な時間が展開していました。なので、このブログを開設したのです。

 

さて、6時ころ、待ちに待った夕食です。お昼が少なかったのでおなかペコペコ!

でもやっぱり少ない。ものたりない。5分で食べ終わってしまい、一日のもっとも楽しい時間がこれで終了です。

 

20時ころ、座薬を投入。下剤です。今日は朝からおなかが緩く、何度もトイレに行っているので、この上座薬などしたらどうなるのか・・・と思いましたが、座薬投入後、10分で猛烈な便意。トイレに行くと、やはり緩いのが出ました。これが座薬効果なのか今日の緩さの続きなのかはわかりませんが。

でも、座薬によっておなかが痛くなるというようなことはありませんでした。私は下剤が効きやすい体質らしくコーラックで脂汗だらだらのひどい目にあったり、バリウム健検査後の下剤で午後いっぱいトイレから出られなくなったりした経験があり、下剤は怖いのですが、これは大丈夫でした。よかった!

 

21時からは絶食です。OS-1を1本もらい、それを6時までは飲んでよいとのことでした。500㏄を超えたらだめだそうです。

 

手術は明日の朝9時に決まりました。

朝いちの手術ですね。

今夜は早く寝ましょう。