子宮筋腫を開腹により全摘した話

子宮筋腫を開腹手術で全摘出するに至ったその過程を追っていきます

貧血と鉄剤と。

さて、2017年の健康診断で重度の貧血と言われたのですが、原因ははっきりしています。

そりゃ、あれだけ毎月どっさり出血してりゃ、貧血にもなるさ。

 

というわけで、さっそくかかりつけの婦人科クリニックへ。鉄剤を処方してもらいました。でも、この薬を飲んだからといって治るわけではないそうなのです。要するにサプリメントのようなもので、不足した鉄をその場しのぎでおぎなうというもの。

だから、生理が来たら飲むように、ということでした。

 

鉄剤を飲んだことがある人は知っていると思いますが、

ウンコが真っ黒になります。

そりゃもう、竹炭みたいな。

私は大丈夫だったけど、便秘や吐き気に悩まされる人もいるようです。

鉄剤って、やあねえ。

でもしょうがない。

 

しかし。

こうやってなんとなくだましだまし行くのかなあと思いながら、再び薬をもらいにクリニックに行ったとき、ついに

「手術を考えた方がいいかもねえ」と言われてしまいます。

 

手術っ!

 

聞きたくなかったこのワード。いつか言われるのではないかとおびえていたこのワードがついに医師の口から出てしまいました。

でも、最近は腹腔鏡手術というのができると言います。

腹に小さな切込みを入れ、そこから器具を挿入して筋腫を切除するという、ブラックジャックみたいなスゴ技が、今、医療界では当たり前のように行われているということでした。傷が小さいので回復も早く、入院も4日程度、なんなら翌日からばりばり働けちゃうよ? とのこと。

 

それならやってもいいかな~。